2015年2月17日火曜日

【レポート】芝本幸司セミナーin名古屋

芝本初の単独セミナーを名古屋はALIVEで開催させて頂きました。
私にこのような場を与えてくださった鈴木社長に感謝致します。

今回のセミナーは事前に内容を公開しておりませんでしたので、「いったい何をやるんだ・・・」と不安が飛び交っていたようです。
すみませんでした。

セミナーの内容を少しレポートしたいと思います。

まず初めに自己紹介などをさせて頂きました。
なぜ私が柔術のテクニックに重きを置くのか。
そして私がセミナーという形式でお伝えできるテクニックはどういったものかをお話しました。

簡単に言えばヨーロッパ、パン、世界、プロリーグなど世界最前線の実戦で得た経験から、そのコツと駆け引きをお伝えしたいということです。

時間は2時間30分頂きました。
『コンペティションテクニックセミナー!』
準備体操なしでいきます!!

前半は『50/50ストラテジー』。
私はひとつひとつの技よりも、各ポジションにおけるコンセプトを重要視しています。
その中から今回は5個のテクニックを紹介しました。

・自から巻き起こす50/50合戦。
・敵方の陣形確認!もし○○だったらごっつぁんです!
・上狙いならこの根回し、手回し、足回し。
・膠着戦で掴む命綱。這い上がった相手に後ろから一刺し!
・立っていくなら2手先を。

思った以上にみなさん楽しんでくれました。
そして習得が早く、私もさらにその次のポイントや似たようなシチュエーションとの違いを補足することができました。

あっという間に1時間以上が経過してしまったので、一旦休憩を挟みます。
休憩中もみなさん反復練習されていました。
とても嬉しく思います。

「後半は必殺!ウルティモビンビンパス。をお披露目します。」
と受け手をしてくれている細川くんに伝えたところ、
「あ、いや。モダン的な続きでお願いします。」
とアドバイスされたため、急遽予定を変更!

『ダブルガードプルと4大フック』を取り上げました。
ベリンボロとレッグドラッグのコンビネーションだけでは今や対応しきれません。
先月のヨーロッパオープンでもダブルガードプルの展開に顕著な変化が見られたことをお伝えし、私の考える4大フックの有効活用をご紹介しました。
これはベリンボロの展開を整理する中で早川先生にアドバイス頂き完成したダブルガードシステムです。

・攻撃型フック。前方回転にて突撃!
・上なのに!?突如始まるダブルガード戦。
・突き上げ用フック。アクション&リアクションで血祭りに。
・乗らぬなら、自分が乗ろうこのフック。

ここでは4個のテクニックを紹介しましたが、使ったフックは3つです。
もうひとつのフックは50/50ストラテジーの中でみなさん習得済み。

後半は急ぎ足になってしまい、ダブルガードシステムの多くをお伝えできませんでしたが、原理原則はご理解頂けたと思います。

とにかくみなさんの熱意に掻き立てられ、私もついついコレもアレもとなってしまいました。
少しオーバーヒート気味になってしまったかもしれませんが、何かひとつでも参考にしていただけたなら幸いです。

初めてのセミナーを今回の参加者のみなさんと出来たことをとても嬉しく思います。
すばらしい雰囲気を作ってくださいました。
ありがとうございます。

東京の道場所属の方も参加してくださいました。
感動!!!!

またUFCファイターの日沖発選手、一騎打ち王者の細川選手にまでご参加頂き、私自身も練習に取り組む姿勢を学ばせて頂きました。
感謝いたします。

そして全テクニックにおいて受け手を務めてくれた細川選手。
ありがとうございました。

セミナー後もみなさん残って練習されていました。
名残惜しくはありましたが、新幹線の時間もありましたのでお先に失礼致しました。

名古屋駅で吉島さんから頂いた『味仙』以来の台湾ラーメンを食べてきました。
調子に乗って辛さを2にしたところ、むせまくって食べた気がしませんでした。
予定にはなかった名古屋コーチンプリンで喉の炎症を抑えた次第です。
次回は身の程をわきまえ、辛さ1にしたいと思います。

以上、名古屋セミナーレポートでしたぁ。

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