楽しい会を終え、店を出る時だった。
この店の出入口には誰もが気になる代物がある。
我々パンピーは滅多に見られない光景に心躍らせた。
すると店の中から何やら店員が怒鳴っている。
たちまちスンザンが飛び降りた!
ヤバイ、逃げろ!!と仕草している。
何が起こったんだ?
イくんに聞いた。
「怒ってます。」
え!?今ので?
なんで!?
ジョーダンが通じない私が、この時ばかりはジョーダンだと思った。
しかしスンザンも両手の人差し指で頭に角を作り、怒鳴った店員を表現しながら走っている。
私もその鬼を追って走った。
プチ鬼ごっこだ!
あ、逆か。
鬼を追っちゃいかん。
スンザン道場隣のヨーグルトカフェだ。
そうそう、韓国に来てからヨーグルトを食べてないのよ。
毎日快便だけど。
黒帯になったことで、より責任と自覚が増したのだろう。
正解はない。
自分がどうしたいかだけだ。
ただ相談できる先生がいることは何よりの強み。
頑張れ、スンザン!
ヨーグルトパフェについて深く語られることは無かった。
一言だけ先生がつぶやいた。
「シバモンのが正解だったな。」
私のはトロピカルパッションマンゴーだ!
是非参考にして頂きたい。
「シバモンのが正解だったな。」
私のはトロピカルパッションマンゴーだ!
是非参考にして頂きたい。
短い時間であったが、この道場での思い出は大きい。
イくんについてきてもらい、ホテルまでタクシーで移動した。
今回のセミナーでは本当にイくんが活躍した。
彼はまた日本に来る予定がある。
その時までしばしお別れだ。
イくん、ありがとう。
明日は帰国のみ。
荷造りをして、眠りに就いた。
~つづく~